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占術理論総合サイト

占術研究家    
   梶原煌平  

基本四縦線  Four basic lines

木星線・土星線・金星線・水星線

木星線

 生命線または頭脳線を起点に人差し指に向かって走る縦線を木星線と言います。木星線は別名希望線とも呼ばれ、その人の社会的野望や上昇志向を表す線です。
 この線は木星の星導により強い出世欲と具体的行動の伴った人にのみ現れます。ただ、木星は星導が弱い場合、怠惰の象意が発します。この線が出ていても、怠惰な生活を送れば、線に勢いが無くなるか、消えてしまうでしょう。この線は約十人に一人ぐらいの割合で見られます。概して親指に近い側へ現れます。

土星線

 どこから出発していても中指に向かって走る縦線を土星線と言います。土星線は別名運命線とも呼ばれその人の社会的な活動(主に仕事)を表す線です。
 この線は多くの人に見られますが中には全くない人もいます。また子供の時になくても大人になってから現れることも少なくありません。尚この線のみ他の三つの線と違い流年をとることができます。流年法(年齢をあてはめる方法)については後述します。

金星線

 どこから出発していても薬指に向かって走る縦線を金星線と言います。ここは昔から太陽の星導を受けるところと考えられてきました。当然、太陽線と呼ばれていますが、前述の通り金星の星導以外ありえませんので金星線と命名します。
 金星線はその人の(広い意味での)成功の度合いを現します。成功を現すといってもあまりにも広義すぎるので少し補足しますと、人気者となって名声を得たり、それに付随してお金を得たり、芸術芸能文学などの華やかな世界で才覚を現したり、といった具合です。およそ俗世での喜事全般と言えばよいでしょうか。金星の星導の意味がそのまま具現化すると考えれば分かり易いかもしれません。この線の吉相は四、五人に一人ぐらいの割合で見られますが、急に現れたり消えてしまったり、キレギレの線が一本になったりすることもあり変化の激しい線の一つです。

水星線

 感情線を起点に小指に向かって走る縦線を水星線と言います。水星線は別名財運線とも呼ばれその人の今現在の財政状態を表します。
 この線は良いなら良いなりに悪いなら悪いなりに何らかの形でほぼ全員に現れるものです。ただほとんどの人は、細い線がちらほらの程度ですが・・・。言い換えれば、綺麗な水星線は、ほとんどの人に現れないということです。

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梶原流数霊術

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